翻訳ミステリー大賞シンジケートにてW・S・マスターマン『誤配書簡』紹介! (ストラングル・成田 氏)
ほかに、ウォルター・S・マスターマン『誤配書簡』(kindle)、パット・マガー『不条理の殺人』(創元推理文庫)、ジョルジュ・シムノン『十三の謎と十三人の被告』モーリス・ルブラン保篠龍緒訳 矢野歩編『名探偵ルパン』(論創社)をを取り上げています。 https://t.co/RHHHKVDVNi
— ストラングル・成田 (@stranglenarita) November 27, 2018
【惹句にあるように、本書が意外性たっぷりの一打を秘めているのは間違いない。(中略) 恋愛要素や別宅における幽霊の登場といった装飾部分が解かれるべき謎とうまく絡んでおらず、本格物としては、緊密さに欠ける憾みがある。題名の意味は終幕で判明するが、犯人のミスはさすがにぼんやりにすぎる。とはいえ、新奇なアイデアの競い合いとなった時代の幻の本格として押さえておきたい作ではある。】
これは宜なる哉 。密室物としても穴だらけ否めずw がそれらに目を瞑ってでも〈秘められた意外性の一打〉は是が非でも推したし。
成田氏に感謝 & 請フ御贔屓!
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